【こうとく】市場から消えそうだった幻の究極の蜜入りりんご|りんごの品種を勉強する#55



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

55回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

【涼香の季節】涼しくなってきた季節に登場するりんご|りんごの品種を勉強する#54



今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧


今回は『こうとく』というりんごの紹介です!

こうとくとは


あまさ
(5.0)
すっぱさ
(1.0)
硬さ
(3.5)
究極の蜜入り
(5.0)
レア度
(4.5)



親の掛け合わせ:『ロム16』 × 『ふじ』

収穫時期:10月中旬~10月下旬

生まれたところ:青森県

おもな産地:青森県

大きさ(重さ):200g~300g

皮の色:褐紅色で濃紅色の縞が入る

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こうとくの特徴

こうとくの断面図


こうとく』は甘味がとても強く、香り高いりんごです。

パイナップルのような甘味と、トロピカルフルーツのような香りがします。

果肉は黄白色で硬く、蜜が多く入ります。

果肉の大半は蜜で、多いもので80%が蜜というりんごもあります。

貯蔵性は普通で2月頃まで、冷蔵で5月頃まで持ちます。

マコト

こうとく』は12月までに食べるのが一番おいしいんだとか。


こうとくの歴史

こうとくの断面図 その2



こうとく』は青森県南津軽郡柏木町の木村甚彌さんが1971年(昭和46年)に『東光』の種を播種育成し、1975年(昭和50年)に初結果、1979年(昭和54年)に選抜しました。

1985年(昭和60年)に品種登録しました。

出願時の名称は『向陽』でした。

しかし遺伝子解析の結果から、『ロム16』と『ふじ』が親の可能性が高いとされています。

「着色が悪く小玉である」として長い間、市場から低く評価されてきましたが、近年では蜜入りりんごが注目され、究極の蜜入りりんごとして人気が出てきました。

マコト

こうとく』はこれから人気が高くなると思います。

主な食べ方



こうとく』はとても甘いので、そのまま生で食べるのがおすすめです。

今日のりんご



マコト

幻の『こうとく』ぜひ食べてみてください!

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