こんにちは。マコト(@makoto0w0ringo)です。
先日、Twitterにてりんごに関する面白いツイートを見かけました。
それがこちらのツイート↓↓↓
フォロワーさんから
— Joji Cokumu(赤字貿易経営者!倒産したけど今年は黒字化目指す!毒の人ではありません。) (@_596_) June 1, 2023
「台風と毒の話をして」と
無理難題を言われたので。
じゃあ「毒リンゴ」の話でも。
台風によって毒リンゴが
増えるという謎の話ですが。
実はいうと「リンゴに住み着くカビ毒」が
実際に存在しておりその名を
「パツリン」と言います。
そして台風で増えます。
(続く1 pic.twitter.com/ojSMBxJSWf
もうちょっと詳しく言うと
台風によってりんごの表面にできた傷から『パツリン』というカビが侵入して毒りんごができる
という話です。
そんな話初めて聞いた。
というわけでお勉強を兼ねてりんごにできるカビについてちょっと調べてみることにしました。
【目次】
りんごにカビができる原因
りんごの芯にカビ
りんごを切ったときに種の部分が腐っていたり、カビが生えていて白くなっていることがあります。
マコト
これは【心かび病】というりんごの果実が大きく成長するときにがくの部分からカビが侵入したためにおこる病気です。
表面からだと見えないので、実際に切ってみないと分かりません。
種や芯の部分にできるので、その部分を取り除けば果肉は食べても大丈夫です。
重症化したものは果実全体に繁殖するので食べないように!
『シナノスイート』、『スターキングデリシャス』、『北斗』などが心かび病になりやすいようです。
りんごの傷口にカビ
ツイート主さんが言っていたのはこの『パツリン』という青カビのことのようです。
パツリンは普段は土にいる菌なのですが、台風でりんごが落下してりんごの表面に傷がつき土に触れるなどすると、その傷口から菌が侵入します。
そして、傷口から染み出たりんごの水分によって果肉の内部にまで繁殖するようです。
マコト
りんごに青カビが生えていたときは食べずに処分しましょう。
パツリンはかなり強力な毒カビなので一度体内に入ると臓器出血、潰瘍を起こします。
マコト
ツイート主さんも言っているように市場に出回っているりんごジュースはパツリンが入っていないか、基準値以下なのかしっかり検査しているので安心してくださいね。
以上、りんごのカビのお勉強でした。
ではまた。