こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
56回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【こうとく】市場から消えそうだった幻の究極の蜜入りりんご|りんごの品種を勉強する#55
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は『ジョナゴールド』というりんごの紹介です!
【目次】
ジョナゴールドとは
親の掛け合わせ:『ゴールデンデリシャス』 × 『紅玉』
収穫時期:10月中旬~10月下旬
生まれたところ:アメリカ
おもな産地:青森県など全国のりんごの産地
大きさ(重さ):300g~400g
皮の色:紅色に縞が入る、ピンクみたいな色
ジョナゴールドの特徴
『ジョナゴールド』は生産量が全国4位のりんごです。
収穫時期より早く収穫すると酸味が強く、渋いです。
熟したものは酸味はやや強いですが、果汁が多く、口当たりも良くて、甘みと酸味のバランスが取れています。
風味は『紅玉』に似ており、『紅玉』より酸味は弱く、生食・加工どちらにも適しています。
『ジョナゴールド』はろう物質を分泌するのでべたつくことがあります。
貯蔵性は常温で2週間、冷蔵で2~3ヶ月持ちます。
やや未熟なほうが保存性が良いので、果実が着色したらすぐに収穫するようです。
保存技術の発達で『ジョナゴールド』は『ふじ』と同じく、翌年の夏ごろまでスーパーなどの店頭で見かけます。
マコト
ジョナゴールドの歴史
『ジョナゴールド』はアメリカ・ニューヨーク州Geneva(ジェネバ)のニューヨーク州農業試験場が1943年(昭和18年)に『ゴールデンデリシャス』に『紅玉(ジョナサン)』を交配して育成した三倍体の品種です。
1953年(昭和28年)に初結実、1968年(昭和43年)に命名発表しました。
別名:NY43013-1
日本には1970年(昭和45年)に秋田県果樹試験場が導入し、翌年には農林水産省果樹試験場も導入しました。
1975年(昭和50年)以降は岩手県を中心に広まりました。
『ジョナゴールド』の枝変わり品種として、『モーレンズ(ジョナゴレッド)』、『アーリージョナ』、『ニュージョナゴールド』などがあります。
マコト
主な食べ方
『ジョナゴールド』はサラダなど生食にも、アップルパイなどの調理用にも使えます。
今日のりんご
マコト