こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
11回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【シナノスイート】りんご界のサラブレッド的存在なりんご|りんごの品種を勉強する#10
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は海外でアップルパイなどの調理用でよく使われている『グラニースミス』というりんごの紹介です!
【目次】
グラニースミスとは
親の掛け合わせ:ヨーロッパ原産のクラブりんご × 不明(偶発実生)
収穫時期:11月中旬~下旬
生まれたところ:オーストラリア
おもな産地:長野県、おもに欧米
大きさ(重さ):300g程度
皮の色:黄緑色(少し赤みが付くものもある)
グラニースミスの特徴
形はやや縦長で、皮の色は黄緑色で、部分的に少し赤みがついています。
生のまま食べると強い酸味を感じます。
果肉は少しかためで加熱調理しても煮崩れしにくく、加熱することで甘みが増します。
海外では調理用のりんごとして人気で、アップルパイによく使われています。
切ってもあまり茶色に変色しないため、スライスしてサラダに入れるのにも適しています。
マコト
グラニースミスの歴史
『グラニースミス』は1868年(明治元年)にオーストラリアでマリア・アン・スミスさんにより、偶発実生で発見されたといわれています。
その後、ニュージーランドに導入され、1935年ごろにイギリス、1972年にアメリカ合衆国で栽培が始まりました。
スミスさんがシドニーの市場からジン酒の空き箱を数個もらってきたときに、その中にタスマニア産の『フレンチクラブ』というフランス品種のりんごが入っていました。
このりんごの種子からの実生が『グラニースミス』だといわれています。
マコト
日本には1934年(昭和9年)に導入されました。
青森県りんご試験場がアメリカ農務省から穂木で取り寄せました。
『グラニースミス』は晩生種のりんごで青森県では完熟する前に冬が来てしまうことがあるようです。
グラニースミスさん
主な食べ方
『グラニースミス』は調理用に向いているりんごなので、アップルパイやタルトタタンなどに使って食べるのがおすすめです。
今日のりんご
マコト
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