【美丘(旧品種名:さしゃ)】熟成させておいしくなる不思議なりんご|りんごの品種を勉強する#71



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

71回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

【千年の輝(千代の紅)】大きさも色づきも味も全部良し!期待大の新品種のりんご|りんごの品種を勉強する#70



今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧


今回は『美丘(旧品種名:さしゃ)』というりんごの紹介です!

美丘とは


あまさ
(2.5)
すっぱさ
(1.0)
硬さ
(2.0)
よくばりさん
(5.0)
レア度
(3.5)



親の掛け合わせ:『ふじ』 × 『王林』『世界一』を混合した花粉

収穫時期:11月上旬

生まれたところ:青森県

おもな産地:青森県など

大きさ(重さ):500g~600g

皮の色:赤色

ふるさと納税 フルーツ特集

美丘の特徴


美丘』は果汁が多く、酸味が少ない甘くてジューシーなりんごです。

皮に少し渋さがありますが、そんなに気にならない程度です。

形は円形で、皮の色はあまり濃い赤色ではないですが、濃い赤色の縞模様が目立ちます。

果肉の色は淡い黄白色です。

こうあ(りんごの茎の部分のくぼみ)が深く、その部分にさびが見られます。

表面のろう物質は少ないのでべたつくことはほぼないと思います。

貯蔵性は冷蔵で2月下旬~3月頃まで保存可能です。

生産量が少ない希少品種です。

マコト

美丘』は追熟させると香りや糖度が増しておいしくなるみたいだよ!


美丘の歴史



美丘(旧品種名:さしゃ)』は1977年(昭和52年)に、青森県弘前市の山下豊光さんが『ふじ』に『王林』と『世界一』の花粉を混合したものを人工授粉し、その実生の中から選抜・育成したりんごです。

1999年(平成11年)に育成を完了させました。

2002年(平成14年)に『さしゃ』という名前で品種登録されました。

漢字で書くと「紗々」でチョコレート商品と同じ名前になるのでひらがな表記としました。

出願時の名称は『ゆらぎ』だったそうです。

青森県にある種苗会社の原田種苗に権利が移ったので、2010年(平成22年)から商標名を『美丘(みおか)』とし、苗木、果実ともにこの商標名を使うことになりました。

マコト

美丘』という商標名はドラマのタイトルが由来なのではという話があります。

主な食べ方



美丘』はそのまま生で食べるのがおすすめです。

またジュースにしてもおすすめです。

今日のりんご


【食べチョク】美丘を食べてみる

マコト

熟しておいしくなる『美丘』食べてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。