こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
14回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【サン金星】見た目はよくないけどとても甘いりんご|りんごの品種を勉強する#13
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は甘酸っぱくてさわやかな味が特徴の『シナノゴールド』というりんごの紹介です!
【目次】
シナノゴールドとは
親の掛け合わせ:『ゴールデンデリシャス』×『千秋』
収穫時期:10月下旬
生まれたところ:長野県
おもな産地:長野県、岩手県、青森県など
大きさ(重さ):350g程度
皮の色:黄色(日に当たった部分がわずかに赤くなることがある)
シナノゴールドの特徴
シナノゴールドの断面図
『シナノゴールド』は円~長円形のきれいな黄色の皮のりんごです。
甘みが強くて、ほど良い酸味もあるジューシーでさわやかな味をしています。
サクサクと引き締まった歯ごたえをしています。
貯蔵性も優れていて、翌年の初夏頃まで店に並んでいることもあります。
マコト
寒冷地で育った『シナノゴールド』は酸味が強くなる傾向があるようです。
長野県のオリジナル品種「りんご三兄弟」のうちのひとつ、三男・三女にあたる品種です。
シナノゴールドの歴史
『シナノゴールド』は1983年(昭和58年)に長野県果樹試験場で『ゴールデンデリシャス』に『千秋』を交配したものを、1990年(平成2年)に選抜し、1995年(平成7年)に育成を完了したりんごです。
その後、1999年(平成11年)に品種登録をしました。
2007年(平成19年)からは長野県とイタリア南チロルの生産者団体が「品種シナノゴールドに関する利用許諾契約」を締結し、現地での試験栽培がスタートしました。
2011年(平成23年)に試験栽培で採れた『シナノゴールド』が消費者から高評価を得たことから、2014年(平成26年)に商業栽培に移行されました。
2019年(平成31年)には、新たに契約を結びなおし、南アフリカ、ニュージーランド、オーストラリア、チリ、アメリカの広範囲で商業栽培が可能になりました。
南半球での栽培が開始されたことにより、年間を通じての『シナノゴールド』の流通が可能になり、販売地域も約90か国に増えています。
シナノゴールドちゃん
マコト
主な食べ方
『シナノゴールド』は味か濃くてジューシーなので生で食べるのがおすすめです。
今日のりんご
マコト
[…] シナノゴールド […]