【涼香の季節】涼しくなってきた季節に登場するりんご|りんごの品種を勉強する#54



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

54回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

【千秋】市場にはあまり出回らない隠れた名品種なりんご|りんごの品種を勉強する#53



今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧


今回は『涼香の季節』というりんごの紹介です!

涼香の季節とは


あまさ
(2.5)
すっぱさ
(1.5)
硬さ
(2.5)
ふじの仲間
(5.0)
レア度
(2.0)



親の掛け合わせ:『ふじ』の枝変わり または アポミクシス

収穫時期:9月下旬~10月上旬

生まれたところ:山形県

おもな産地:山形県、青森県など

大きさ(重さ):350g~400g

皮の色:紅色

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涼香の季節の特徴

涼香の季節の断面図


涼香の季節』は早生ふじの系統で、酸味はなくさっぱりとした味の甘いりんごです。

形は長円形で、果肉は淡黄色をしています。

果汁が多く含まれていて、蜜入りするものもあります。

大玉で500gになるものもあり、成熟するとツルワレができやすいです。

マコト

ツルワレができているものは見た目は良くないけど成熟したからおいしい証拠だよ。


涼香の季節の歴史



涼香の季節』は山形県南陽市の船中和孝さんが1981年(昭和56年)に、ご自身のりんご園の『ふじ』と『スターキングデリシャス』の混植園で発見した偶発実生とされていたりんごです。

発見以降、増殖を行いながら特性調査を継続し、1995年(平成7年)に特性が安定していることを確認して育成を完了しました。

その後、山形県の種苗会社、株式会社天香園が1999年(平成11年)6月に品種登録をしました。

偶発実生とされてきた『涼香の季節』ですが、青森県りんご試験場によると、遺伝子診断の結果、『ふじ』の枝変わりかアポミクシスによって生じた可能性が高いとのことです。

マコト

涼香の季節』の登録出願時の名称は『涼香』だったそうです。

主な食べ方



涼香の季節』はそのまま生で食べるのがおすすめです。

今日のりんご


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マコト

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