こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
72回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【美丘(旧品種名:さしゃ)】熟成させておいしくなる不思議なりんご|りんごの品種を勉強する#71
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は『スターキングデリシャス』というりんごの紹介です!
【目次】
スターキングデリシャスとは
あまさ
(2.0)
すっぱさ
(1.0)
硬さ
(1.5)
なつかしさ
(5.0)
レア度
(3.0)
親の掛け合わせ:『デリシャス』の着色系枝変わり
収穫時期:10月中旬~10月下旬
生まれたところ:アメリカ
おもな産地:青森県など
大きさ(重さ):280g~300g
皮の色:濃紫紅色
スターキングデリシャスの特徴
『スターキングデリシャス』は香りがあり、甘くて食味良好で少しやわらかめなりんごです。
果皮は濃紫紅色に縞模様が見えます。
形は長円錐形で、お尻の部分が少し出っ張っています。
貯蔵性は常温ではあまり持たないので、冷蔵保存がおすすめです。
マコト
『スターキングデリシャス』は果肉がやわらかめなので食べやすいです。
スターキングデリシャスの歴史
『スターキングデリシャス』はアメリカのニュージャージー州モンロービルのレービス・ムードさんが発見した『デリシャス』の着色系枝変わりです。
レービスさんは1921年(大正10年)に、自分の果樹園で濃く着色した実をつけている『デリシャス』の枝を発見しました。
彼はひそかに穂木をとって他の木に接ぎ木して、この変異が確かなものか調査を始めました。
しかし、このことが種苗会社のスターク兄弟商会に知られ、買い取られました。
この品種は、1924年(大正13年)に『スターキングデリシャス』と命名され、1930年(昭和5年)にアメリカで品種登録されました。
1929年(昭和4年)に青森県りんご試験場に導入され、1950年代中頃から日本でも人気品種になりました。
しかし、1980年頃からは他の品種が登場し、生産量が減少しました。
マコト
『スターキングデリシャス』は現在では時々見かける程度ですが、アメリカでは広く普及しています。
主な食べ方
『スターキングデリシャス』はそのまま生で食べるのがおすすめです。
今日のりんご
マコト
『スターキングデリシャス』ぜひ食べてみてください。