こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
59回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【炎舞】炎が舞っているような断面のりんご|りんごの品種を勉強する#58
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は『あいかの香り』というりんごの紹介です!
【目次】
あいかの香りとは
あまさ
(3.0)
すっぱさ
(1.5)
硬さ
(2.5)
香り
(5.0)
レア度
(3.0)
親の掛け合わせ:『ふじ』の自然交雑実生(『ふじ』 × 『つがる』かも)
収穫時期:11月上旬~11月中旬
生まれたところ:長野県
おもな産地:長野県、青森県、北海道
大きさ(重さ):400g~500g程
皮の色:緑黄色の地に濃赤色が縞状に色付く
あいかの香りの特徴
『あいかの香り』は生産量の少ない希少品種です。
糖度は14%前後で酸味は少なく、果肉はやや粗めで硬く、サクッとした歯ざわりです。
貯蔵性は常温で2週間程度、冷蔵で2~3ヶ月持ちます。
形は長円形で『ふじ』と似ていますが、『あいかの香り』は王冠がやや発達しているので区別できます。
マコト
『あいかの香り』は蜜入りする品種だよ。
あいかの香りの歴史
『あいかの香り』は長野県長野市で藤牧農園を営む藤牧秀夫さんが1972年(昭和47年)に『ふじ』の自然交雑種子を200粒播種し、その実生の中から選抜、育成されたりんごです。
1998年(平成10年)に登録出願、2001年(平成13年)に品種登録されました。
登録出願時は農園名から『信州藤牧』でしたが、藤牧さんの長女の名前から『あいかの香り』と改めました。
近年の遺伝子診断の結果、花粉親は『つがる』と特定されました。
主な食べ方
『あいかの香り』は甘いので、そのまま生で食べるのがおすすめです。
また、果汁も多いのでジュースにしても良いです。
今日のりんご
マコト
希少品種の『あいかの香り』ぜひ食べてみてください!