【紅いわて】岩手県生まれの真っ赤なりんご|りんごの品種を勉強する#38



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

38回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

【マージィル(マスカットオブレネット)】マスカットのような香りがするりんご|りんごの品種を勉強する#37



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今回は『紅いわて』というりんごの紹介です!

紅いわてとは


あまさ
(2.5)
すっぱさ
(1.5)
硬さ
(3.0)
赤色
(5.0)
レア度
(1.5)



親の掛け合わせ:『つがる』×『プリシラ

収穫時期:9月下旬~10月上旬

生まれたところ:岩手県

おもな産地:岩手県など

大きさ(重さ):250g~300g

皮の色:濃い紅色

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紅いわての特徴

紅いわての断面図


紅いわて』は酸味が少なく、糖度が13%~14%と甘みが強いりんごです。

果肉は硬めで、果汁は多くシャリシャリとした歯ざわりがあります。

形は長円形で、表皮にろう物質が少し見られますがあまり目立ちません。

貯蔵性は常温で10日程度、冷蔵で約1ヶ月持ちます。

切っても果肉が茶色くなりにくい特徴があります。

ふじ』より変色しにくいですが、『千雪』よりは変色しやすいです。

マコト

親品種は『黄香(岩手6号)』と同じかけ合わせです。


紅いわての歴史



紅いわて』は岩手県農業研究センターにおいて1991年(平成3年)に『つがる』を母として、そこに貯蔵されていた『プリシラ』の花粉を交雑させ、生まれた実生を「M.26」台木に接木し、その穂木をさらに「M.9」台木に接木したものから得られた果実の中から選抜されたりんごです。

2008年(平成20年)3月に『岩手7号』として登録出願、2009年(平成21年)9月に品種登録されました。

2012年(平成24年)に岩手県が『紅いわて』を商標名として登録しました。

マコト

最初、花粉親は分かっていませんでしたが、遺伝子分析の結果『プリシラ』と判明しました。


主な食べ方



紅いわて』はそのまま生で食べるのがおすすめです。

今日のりんご



マコト

岩手県のオリジナルりんご、ぜひ食べてみてください。

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