【ブラムリー】イギリスで最も有名なクッキングアップル|りんごの品種を勉強する#47



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

47回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

【秋映】秋に映える皮の色が特徴的なりんご|りんごの品種を勉強する#46



今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧


今回は『ブラムリー』というりんごの紹介です!

ブラムリーとは


あまさ
(1.0)
すっぱさ
(4.5)
硬さ
(3.0)
加工向き
(5.0)
レア度
(2.0)



親の掛け合わせ:不明

収穫時期:8月下旬~9月下旬

生まれたところ:イギリス

おもな産地:イギリス、長野県、青森県など

大きさ(重さ):400g~500g

皮の色:黄緑色

ふるさと納税 フルーツ特集

ブラムリーの特徴

ブラムリーの断面図


ブラムリー』はイギリスの料理用のりんごとして使われる主要品種です。

糖度が12%と甘みは弱く、酸味がとても強いです。

果肉は硬めですが、加熱するとすぐに煮溶けます。

マコト

ブラムリー』は電子レンジで加熱するだけですぐにやわらかくなります。


ブラムリーの歴史



ブラムリー』は1809年にイギリスのノッティンガム州サウスウェルのメアリー・アン・ブレイスフォードちゃんが住んでいるコテージに蒔いたりんごの種が偶然芽を出したことが始まりです。

それから37年後の1846年、サウスウェルで肉屋を営むマシュー・ブラムリーさんがコテージを買い取りました。

そのときメアリーちゃんが蒔いた種が大きな木に成長しており、実がなっていました。

ブラムリーさんはその実を気に入り、自分で消費するだけでなく村の人たちにも分けていました。

このりんごに目をつけた苗木屋のヘンリー・メリーウェザーさんはブラムリーさんと交渉して、『Bramley(ブラムリー)』と名付けることを条件に枝を分けてもらいました。

その後、メリーウェザーさんは『ブラムリー』をたくさんの品評会に出品し、1883年にイギリス全土から1000種類ものりんごが集められた英国王立園芸協会主催の品評会で最優秀賞を受賞し、英国内で一気に名前が広がり有名になりました。

マコト

イギリスで生産されているりんごの約45%が『ブラムリー』だそうです。

主な食べ方



ブラムリー』はりんごジャムやアップルパイなど料理に使われることをおすすめします。

肉料理のソースにするのがおすすめらしいです。

今日のりんご


【さとふる】りんご「ブラムリー」をさがす


マコト

長野県では『ブラムリー』を使って町おこしをしているそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。