こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。
18回目のりんごの勉強です。
前回はこちら↓
【ぐんま名月】群馬生まれのとても甘い黄色いりんご|りんごの品種を勉強する#17
今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧
今回は甘酸っぱくてかわいい見た目の『ピンクレディー(クリプスピンク)』というりんごの紹介です!
【目次】
ピンクレディーとは
親の掛け合わせ:『レディーウイリアンムス』×『ゴールデンデリシャス』
収穫時期:11月下旬
生まれたところ:オーストラリア
おもな産地:オーストラリア、長野県、青森県
大きさ(重さ):200g前後
皮の色:ピンクがかった赤色
ピンクレディーの特徴
ピンクレディーの断面図
『ピンクレディー』は甘みがありますが、比較的酸味が強いりんごです。
濃厚な甘酸っぱさで、すっきりとした後味です。
皮がピンクがかった赤色をしており、表面が少しボコボコとしているのが特徴です。
貯蔵性が高く、翌年の春ごろまで出荷されます。
収穫直後はあまりおいしくないようで、貯蔵しておいて酸味が抜けた1月~2月以降に食べるほうが良いそうです。
『ピンクレディー』は商標名で、品種名は『クリプスピンク』です。
『クリプスピンク』の果実のうち、着色や糖度が一定の基準以上のものに『ピンクレディー』の名前がつきます。
加熱しても煮崩れしにくく、甘みも増えるので、アップルパイやタルトに最適です。
マコト
ピンクレディーの歴史
『ピンクレディー(クリプスピンク)』はオーストラリア西オーストラリア州のマンジマップの研究機関ストーンビルリサーチステーションで、1973年(昭和48年)にジョン・クリップスさんによって、オーストラリア原産『レディーウイリアンムス』に『ゴールデンデリシャス』が交配されました。
その実生から1984年(昭和59年)に、目的とする個体が選抜され『ピンクレディー(クリプスピンク)』ができました。
研究機関には現在も原木が生育しています。
現在、オーストラリア、アメリカ、ニュージーランド、イタリア、フランス、チリ、南アフリカなど世界各国で栽培されています。
『ピンクレディー』の栽培に対する権利の管理は、APAL(Apple and Pear Australia Limited)というオーストラリアの組織が西オーストラリア州から委託を受け行っています。
各国の生産者は組織を作り、APALに苗木生産と商標使用に対し、一定の使用料を支払うシステムになっています。
日本で『ピンクレディー』を生産する場合は生産農家がAPALと栽培契約を結び、日本ピンクレディー協会の会員になる必要があります。
ピンクレディーちゃん
主な食べ方
生でも食べることはできますが、酸味が強いのでアップルパイなどの加工向きです。
今日のりんご
マコト
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