【シナノレッド】夏にぴったりなさわやかな味のりんご|りんごの品種を勉強する#30



こんにちは。マコト(@makoto_ringo)です。

30回目のりんごの勉強です。

前回はこちら↓

わらび 【わらび】日本で一番早く収穫できるりんご|りんごの品種を勉強する#29



今までに出会ったりんごたち>>>りんごの品種一覧


今回は長野生まれのあまずっぱい『シナノレッド』というりんごの紹介です!

シナノレッドとは


あまさ
(3.0)
すっぱさ
(2.0)
硬さ
(2.5)
さわやかさ
(5.0)
レア度
(2.0)



親の掛け合わせ:『つがる』×『ビスタベラ

収穫時期:8月中旬~9月上旬

生まれたところ:長野県

おもな産地:長野県、青森県、北海道

大きさ(重さ):200g~300g

皮の色:赤色

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シナノレッドの特徴


シナノレッドの断面図



シナノレッド』は甘味、酸味はあまり強くないですが、少し酸っぱく感じることがあるりんごです。

さっぱりとしたさわやかな味の夏にぴったりなりんごです。

果肉は黄色っぽい白色をしており、少し硬めで果汁が多いです。

形は円~長円形で、皮の色は濃い赤色で縞状に色付きます。

貯蔵性は低く、常温で約1週間、冷蔵で約1ヶ月持ちます。

さわやかな味が夏の時期にピッタリです。

シナノレッドくん

マコト

ビスタベラ』が親品種になっているからハーフだね!


シナノレッドの歴史


シナノレッド』は長野県果樹試験場(長野県須坂市)において、1983年(昭和58年)に『つがる』に『ビスタベラ』を交配して生まれた実生から1992年(平成4年)に選抜育成されたりんごです。

1997年(平成9年)に品種登録されました。

出願時の名称は『きらめき』だったそうです。

長野県のようなりんご栽培の中では比較的温暖な地域では、早生種の『つがる』などは着色が難しいです。

そのため、着色が良く、食味が優れ、貯蔵性が良い早生種の育成を目標として誕生したのが『シナノレッド』です。

マコト

地域の特徴に合わせたりんご。いろいろな研究がされていてすごい!


主な食べ方



シナノレッド』はそのまま生で食べるのがおすすめです。

ジュースにしてもOKです。

今日のりんご


【食べチョク】シナノレッドを食べてみる


マコト

夏のあまずっぱいりんご『シナノレッド』。ぜひ食べてみてください!

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